「市川市の子育て支援」【2010.06.12】

少子化の現状と市川市の子育て支援施策

・市川市の年齢構成・・25〜45歳くらいが多く、20歳以下はガクンと半分以下になっています。

 市が作ったグラフを見るとまるできのこ雲のようでした。

・少子化の背景を市川市はこう分析しています。

 <子育ての「経済的負担」の増大> <核家族の増加→母親の育児の負担感の増大> 

 <仕事優先の社会のしくみ・・子育てと仕事の両立困難(長時間労働など)> 

 <個人の価値観や結婚観の変化>

次世代育成行動計画は子どもの総合的な計画

 【基本理念】

   子どもが育ち、子どもを育て会うまちづくりを目指して

 【基本方針】

   1. 子ども自身が尊重される社会

   2. すべての子どもと子育て家庭を支える社会

   3. 男女が共に子育てしやすい社会

   4. 地域全体で子どもをはぐくむ社会
 
市川市はH20年に子育て世代にアンケートをして、子育ての不安や悩みを調査しました

 アンケート結果・・「自由な時間が持てない」「経済的な負担」「身体の疲れ」が浮かびました。

 

市川市の子ども施策4つの柱

  1. 家庭での子育て支援(親子の時間を大切に)

  2. 保育園の整備(子育てと仕事の両立)

  3. 子どもの居場所づくり(放課後の居場所)

  4. 経済的支援
 
増え続ける保育園市川市の保育園

  待機児童ゼロを目指して保育園を作ってきましたが、まだ足りません。市は家庭保育園「ファミリーまま」

  を進めていますが、保育員が足りません。今年は8人が研修中。

☆参加者からの質問・意見

  1. 無認可保育園の扱いについて・・需要はあるが補助がない。認可保育園への入園までのつなぎに

    なっているので突然の退園がよくあり経営が難しい。

  2. ファミリーまま・・保育経験者でない人が個人で子供を月から金まで預かるのは大変だと思う。

    2〜3人で預かるなど方法を考えたほうが良いのではないか。

  3. 子育て(次世代育成)は国家規模で考え進めないとできない。
 
☆まとめ

 女性の社会参加と子育ては重要な政策です。子どもの生活環境を守り、女性が働くには男性や男性中心

に考えてきた企業の考え方が変わらなくては進みません。30代男性の子育てへの参加は目覚ましいもの

があります。40〜50代以上の男性との差は大です。行政が積極的に企業に働きかける事が必要です。

 市川市や千葉県の行政がおこなっている子育て支援をモデルに進めていってほしいです。

 保育園の整備は大変です。海外を見るとオランダは人としての幸福を考え、労働時間を減らし、子育て

を両親でする。フランスは東欧との経済格差を利用したベビーシッターやリタイアした両親に協力をもと

めるなど各国色々ですが、保育園整備だけでなく、母親・父親の保育休暇の充実と労働時間を選べる

というのが重要です。日本はここが全く進んでいません。

 今回は子育て世代の参加がなく当事者の意見か聞けなく残念でした。

 新しくなった「いちかわ子育てガイドブック」市役所、出張所においてあります。妊娠から小中高生の

居場所づくりまでが載っています。