2011年6月議会

2期目にスタート!6月議会では放射能対策を厳しく質問しました! 

震災関連の補正予算見込み額15〜18億円・・大規模な再開発や外環、3・4・18号への予算が繰り出されますが、地震(耐震)や放射能対策を優先して対策と予算を要望します!

今回の震災では、液状化による地盤沈下、傾斜などにより破損した公共施設、道路、護岸への影響が大きかったと認知されている。
 市民の安全確保を第一として応急復旧を実施しているが今後の余震や首都直下型の地震を考えると耐震等いろいろな課題が山積状態です。

特に放射性物質は見えませんが、地表や水たまり、プールの底などに溜まっています。ガンなどの症状が出るのは10年後と言われています。ここをしっかり意識して、測定体制を作り、情報公開と対応を進め公開する事が子ども達への責任です。

今回の震災における本市の主な対応について(市川市HPに記載)

  1.被災者及び避難者等への支援・・・6230万円
  2.インフラ・公共施設等の復旧・・・7億9670万円
  3.災害情報の確実な伝達(メール配信)・240万円
  4.放射能対策・・・252万円 
    (測定器2台分100万含む・・8月下旬入荷)
  5.電力需要抑制対策・・・1400万円
  6.被災企業への対応
  7.歳入の減少・・・4億2170万円
  8.その他震災の影響によるもの・・・2億600万円

補正予算の内容は震災復旧事業や防犯党設置費(LEDへの切り替え)、メール配信サービスの拡大等が増額でツーデーマーチや花火大会中止が減額(4700万円)となった。

 

教育への政治の不当介入は市議会から・・「中学歴史教科書採択に関する請願」が21対20で採択

「今まで採択されてこなかった教科書を選べ!」という教育委員会への議会からの勧告という請願です。書き方もあいまいですが愛国教育を薦める教科書の採択を求める内容です。(請願の内容はブログに全文掲載しています。)
 賛成討論がなく反対討論のみで不自然な採決でした。
 21人の賛成者は請願を強く推し出す意志なしとみました。

自由社、育鵬社、帝国書院、東京書籍の4社の対比表をみると「大日本帝国憲法」、「韓国併合」、「南京大虐殺」、「沖縄戦と集団死への軍の関与」などの項目で違いが出ています。愛国教育を進める自由社、育鵬社の教科書は作成を急ぐあまりか不適切な表現、間違いが多く問題になりました。
 文科省は英語を学ぶことを小学校から進め、世界で活躍できるよう、国境を越えて信頼が結べるような人材を育てる方針ではなかったのでしょうか?自国の歴史認識が世界の非常識では困ります。
 高い視点からの教育を望みます。

賛成会派(21人)「緑風会」「自由クラブ」「みらい」「自由民主党」「みんなの党」「新生会・市民の風」
反対会派(20人)「共産」「公明」「社民・市民ネット」「民主・市民連合」「ボランティア」

 

【市川市議会会派名簿はこちらから】

これがこの21人の議員を選んだ 市川市民の意思なのでしょうか? 議員間の討議もなく、多数決だけで決めるのは民主主義とは言えません!

 

秋本のり子一般質問 

(1)市川市の放射能対策・・子どもの被ばく量を減らすための対策はとられているのか?

文科省は福島の学校で被爆する放射線量を年1ミリシーベルト以下にするとの目標を打ち出しましたが達成するための具体策は現場任せです。
 放射能の影響の大きいこども達への対応を急がなければなりません。残念ながら市川市の動きは速いとは言えません。
 市川市は市民の要望に応え、簡易測定器で市内6か所の定点、保育園、学校の校庭の調査を終え広報で数値を公開しました。問題になっている東葛6市に接する本市も、平常時よりも明らかに高い測定値が出ています。しかし「すぐには健康に影響は出ない」という見解です。
これに納得できない保護者は独自に校庭の測定を始めています。側溝ますや雨水のたまる場所は高い値が出ます。除去などの早急な対応が求められます。
まず、子どもを持つ保護者の不安を減らすためにも放射線量の記録を取り、対応を公表する体制を作ることを求めました。

給食の食材についての調査はどうなっているのか?…対策が遅れています!

(答弁) サンプリング調査は研究しているが市川市は自校式なので食材の発注は各学校が行っており、一つの学校でのサンプリングで市内全体の安全を確認するというのは難しい。検査の目的は『安全』であるのでその目的に合わない。

 

今はデータの蓄積が大切な時です。全学校・保育園に測定器を置き、測定できないのか?

(答弁)測定器は現在簡易式のものが4台、8月末には5月に発注した高性能のもの(1台50万円)が2台入る。これを全学校に配置するのは難しい。

・・・簡易測定器でも市が同じ機種を用意し各校に配布しデータをとるべきです。

 

「市川市放射能汚染対策検討会」は何を決定しているのか?

(答弁)5月25日から庁内に設け、測定値の具体的報告、公表の仕方、HPのQ&Aの作成をしています。
 (7月1日付けで「市川市放射能対策本部」になりました。

・・・「市川市の独自基準値」保育園、学校の測定値が高かったときの「対応マニュアル」の作成についても質問しましたが、現在は検討していないという答弁です。

8月末に入る高性能測定器で正確な数値を出してから検討する。それまで対応はしないというものです。
  高い放射線量が予測される側溝、水たまりへの注意や処置、放射能について学ぶ講座などやることはあるはずです

 

(2)震災後の防災対策について

避難所の見直しと周知について

現在は各小学校(36)が避難所になっているが在宅介護を進めている状況の中で高齢者を抱えたことを考えると避難所を増やす必要があるのではないか。

(答弁)現在一時避難所として屋外で117カ所、避難所として宿泊できる建物として公共施設等を113カ所準備している。今回見直しをして民間施設、私立学校などと協定を結べるところを増やしていく。

 

保護者が帰宅困難になったときの対応は

(答弁)今回帰宅困難者になった保護者は・・
 ・保育園・・0時以降  園児57人 職員98人
        翌朝12日の10時半全員引き渡し
 ・小学校・・23時まで9人 翌朝8時に全員引き渡し
 ・放課後保育クラブ・・翌朝まで4人 9時に引渡し
 ・特別支援学校・・20時まですべて引き渡し
 ・発達支援センター・・大洲小へ避難し、引渡し済

保育園・・園児の安否を保護者に知らせた。子ども部職員で全保育園を回り、園児の確認をした。備蓄品で食事をし、お泊りの用意をした。今後の課題は現実的な対応マニュアルの見直しをし、地域の力も借りていく。
 学校・・今回の震災では学校長の判断のブレがあった。引き渡しが原則のところ集団下校させってしまったところもあった。一定規模の地震の場合、原則引き渡しとし、保護者へ伝えておくことで共通理解を図ることにした。

 

行徳橋の被災状況について

今回の地震では震度5弱なので調査は目視だけで、異状なしで終わりました。(震度5強から県は調査に動きます)築年数がたっていることは考慮されないのでしょうか?

(答弁)橋梁点検要綱にそって5年ごとに点検をしている。
 橋脚の沈下や腐食状況など調べ補修など行っている。耐震性についてはH21年度の葛南土木事務所の点検ではレベル1(中規模の 地震)では一定の健全性が確保される。また、レベル2(関東大震災なみの大規模地震)ではある程度の影響がでると報告している。

行徳橋は上流に架け替えが決まっており、今年の3月には国が工事発注している。この夏に住民に説明会が開かれる予定です。