『葬送の自由を考える』第1回【2012.2.2】

NPO法人「葬送の自由を考える会」柴田ひささんにお話頂きました。

自然葬とは・・

戒名を持ち、墓地に納骨ではなく、遺骨を粉にして自然の中に還すという方法。万葉の昔から行われていたものです。民俗学でも古代の日本人は死んだあと山へ帰り、浄化され神となって里に戻ってくると考えられ、遺体を山へ埋葬するという習慣がありました。

現在の形は江戸時代の檀家制度から固定されました。

家族の在り方、社会が変わり、多くの方が葬儀の在り方、墓地に関して関心を持っています。自然葬という言葉もよく聞かれ選択肢の一つになり、民間団体、地方自治体にも広がっています。

1991年から活動しているNPO法人「葬送の自由をすすめる会」は葬送の自由と自然葬について考え、実践し、社会的合意を広げるために活動してきました。遺灰を海や山に返す自然葬を節度ある方法で行うことは違法ではないとうことを国に認めさせ、現在は葬送基本法に自然葬を積極的に認める葬送の自由を原則とした葬送基本法を作る活動にも取り組んでいます全国12の支部があり年に数回合同の自然葬を行っています。
 実際に行われている自然葬(海、山などへの散骨の様子)や活動内容を映像で見た後、参加者から講師の柴田さんにたくさんの質問が出ました。

<参加者の声>
  ・田舎の墓地の今後の管理をしてくれる人がいない
  ・心のよりどころとしての墓地は必要
  ・娘が二人とも嫁いでしまった自分たちの墓は誰が管理するのか