福島の現状を知ろうという学習会に参加しました。

20130725-7.jpg原発事故から2年4カ月  福島の今について知ろう

主催:地域ケア真間 サロンよってこ 

2013年7月25日(木)

講師:山口英俊さん  SWR株式会社(非破壊検査の会社)

 市川市で市民向けの放射線測定室を運営 千葉市市民放射線測定室「シラベル」の活動にも協力。
チェコのウラン鉱山で使っている高性能の測定器を保持しているので2011年3月の原発事故後、7月〜8月にかけて千葉大学とともに、浪江町・飯館村・郡山・福島市などの放射線の測定を行った。その後毎月福島へ行き、測定を続けている。2013年4月~6月にも徒歩で測定して回った。
 福島から移住した人もたくさんいるなか、福島に住み続けたい人、移住できない人たちのためにできることをしようと活動しています。 

福島の子ども達のためにできることは何か。
子育て世代は大きな不安を抱えています。きちんと測定し伝え、対応を考えることが重要です。
<保育園プロジェクト>   
桂川先生(東邦大学名誉教授)・安齋先生(立命館大学名誉教授)と共にプロジェクトを立ち上げる。

・園庭の測定・・園内は除染が進み遊べるようになった。雨どい下など汚染度の高いところは入れないようにした。
・道路などを測定して安全な散歩コースマップを作る
・子ども達は事故以前は自然豊かな街をもっとたくさん歩いていた。今は明らかに運動不足
・保育園のそばの道や遊び場(神社の境内など)を調査してより安全な散歩コースを作成。

 

子ども達の過ごす場所はどうなっているか。子ども達の日常は制限されています。

・公園の表示・・測定値1.44μSv/hとなっており利用は1時間までとなっている。
・砂場ハウス・・安心して遊べるように家の中に砂場を設置したハウスを作っている。
・阿武隈川サイクリングロードは1μSv/hある。川沿いは高い値が出ている。中学生が部活で走っている。

 
除染の限界

・市内の除染は進んだが高線量が出るスポットがたくさんある。水がたまる雨どいそばなどは4,7μSv/hくらいはある。ザラザラ、ゴツゴツしたところは数値が高い。
・道路中央は線量が低いが、低くなっている歩道部分が高い。
・除染した残土の行き場がない
梨園の除染作業・・3か月かかって表土を5cmとる。0,8から0,15μsv/hへ低減。しかし、汚染土が1tの容器620個分出る。隣地を買い保管している。


< 市川市の様子 >
市川はジュンサイ池や里美公園が高い濃度が出ていた。行徳駅前や妙典でも、スポット的に高い数値が出たところがあり、市役所に伝えて、除染してもらうことができた。
 概して、市川市は心配はいらないが、気になるところがあれば、スポットを測定することができる。又食物も梨は問題ない。気になる食物があれば、SWRの事務所に持ち込んで計測できる。

< まだまだ放射線の問題は続いています >
今現地では、住み続けたい人、移転する人、避難から又戻ってきた人等、それぞれの問題を抱え、軋轢も生まれているようです。
我々都会人には考えられぬような、土地への愛着・先祖伝来の土地への思いも複雑だ。
東電の保証や政府の保証も定まらぬなか、現地ではまだまだ苦しんでいます。
私たちも決して忘れることなく、東北の人々を応援したいです。

 

私達できる支援は何かお聞きしました。

1.福島の子ども達と保護者が夏休みなどに県外で短期保養が出来るシステム作りと援助がもっと求められています。活動している団体への寄付、ボランティアなどがあります。

2、福島の農産物をきちんと測定して安全性を確認しイベントなどでの販売を応援していく。

 

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