鈴木雅斗議員に対する懲罰動議

鈴木雅斗議員に対する懲罰動議」を提出しました。発議者は9人です。

提出した理由は、3つあります。

1.9月10日(木)の鈴木雅斗議員の一般質問に際して「職務上の守秘義務」を理由として答弁を差し控えた福祉部長に対して不穏当な言動を執ったこと。

2.同質問に際して、個人が特定される方法にて「明らかな公選法違反である」などと不穏当な発言をしたこと。

3.上記の言動に代表される鈴木雅斗議員の言動は議会の「品位の尊重」を求める市川市議会会議規則第150条に照らして問題があると認められること。   以上です

 

まず、鈴木雅斗議員の通告書を見てください。

○4月の統一地方選挙を終えて、選挙管理委員会における公職選挙法の認識について

○市営住宅における外国人入居希望者の受付、入居後のステータスチェックについて

○市川市の生活保護受給者に関し、扶養義務者による扶養の実態確認について。以上です。

対象の

3番目の質問で福祉部長が「市川市の生活保護受給者に関し、扶養義務者による扶養の実態確認について、扶養義務者の職業や収入については自己申告である。」との答弁に対し、

鈴木雅斗議員は「扶養義務者の中に地方公務員特別職に当たる扶養義務者はいるのかお伺いします」と再質問すると

福祉部長は「ただいまのご質問につきましては、守秘義務の関係もございますので、お答えは控えさせていただきます。」と答弁しました。

すると鈴木雅斗議員は、手をアゴに当てながら、うーーん、なるほど。うーーん。ほっほっほ。

 ただいるのかと聞いて答えを控えさせていただくということは、いるんですねこれ。もし、仮に、地方公務員特別者に当たる扶養義務者がいないのであるならば、福祉部長、胸を張っていないって言えるはずなんですよ。わかりました。次回の質問でこの件に関して、より詳細に質問並びに徹底的に調査させていただきます」

      ※特別職とは知事、市町村長、議員等をさす。

 

提出した動議に対し、質疑通告があり、懲罰委員会へと付託されました。

懲罰委員会が15人の委員で始まり、代表発議者として本会議同様に増田議員が主

に答弁し、その他の8人は補足しました。

懲罰動議に反対の質問として

○鈴木雅斗議員の発言の何が不穏当なのか、何が議会の品位を損ねたのかなど。

このくらいのことで懲罰委員会を開いていたら懲罰権が濫用される。このくらいのことは過去にも多くあった。

○札幌高裁1950年(昭和25年)12月15日の判決で『「無礼の言葉」や「議会の品位」要件は厳格に解されなければならず、またそれを客観的判断を下したと解し得ない限り、たとえ議会が主観的に判断して懲罰を科したとしても、それは違法な処分で取り消しを免れない』とある、この判例を反対理由のひとつにあげ多くの質問をしてきた。

 

これに対し私たちの主な答弁は、

●一般質問は市川市議会会議規則第61条の議員は市の一般事務について質問することができるとある。それから逸脱し、特別職が扶養義務者であるという個人にふれる情報を質問することも、またそれに対する福祉部長に対してもいないならむねを張って言えるなど不穏当で失礼な言動と言わざる得ない。

●この札幌高裁の判例は議場での言葉のやりとりのみで、個人が特定できる私生活を取り上げてはいないから違う。

地方自治法第132条の『「品位の保持」普通地方公共団体の議会の会議又は委員会においては、議員は、無礼の言葉を使用し、又は他人の私生活にわたる言論をしてはならないとある。』とあり、私たちはこの他人の私生活にわたる言論をしたことが大きな問題と考えます。

結果

採決の結果8対6で懲罰を科することになりました。「陳謝」です。

懲罰は第135条の@公開の議場における戒告A公開の議場における陳謝B一定期間の出席停止C除名  の4つあります、

本会議で討論の後、可決され、鈴木雅斗議員は「陳謝文」を聞き取れないような小さな声で読みました。これで市川市議会始まって以来の懲罰委員会は終わりました。

この懲罰動議は「本会議中の発言が対象だ」と鈴木議員は言っています。しかしこの言葉を言えば言うほど「本会議以外ではもっとひどいのか」と推測されます。

そう、その通りです!

この9月10日の一般質問に先立ち、鈴木雅斗議員は各会派をめぐり通告の一番目に関係してバスの中で広告放送をした議員がいるという文と放送を録音したDVDを配布したそうです。百条委員会では「退出」を委員長から命じられました。議運では、ワッハッハーと大きな声で笑ったそうです。議員になって5ヶ月、誰に教わったのでしょうか?


この動議の対象となり、病気で生活保護を受けているご家族がいる議員の方が扶養義務者として何をしているのかを鈴木雅斗議員は、福祉部長に問うてるわけです。

人は時には病をえて働けなくなり、生活保護を受ける時もあるでしょう。家族で支え合うことができない事情もあるでしょう。いろいろと想像できないことも多くいいことばかりが生きていく上にないことを、議員になった人には考えて欲しいです。(自戒をこめて)