平成28年9月議会報告

9月議会が閉会しましたのでご報告致します。

平成28年9月議会会期は9月2日から29日まで。
提出議案は、条例14件、予算6件、契約1件、一般1件。
         認定1件(決算です)諮問1件、報告8件など合計32件

主な議案から

議案第16号  八幡市民談話室の廃止について。施行H29年4月1日
   *新市川市八幡市民会館の設置がH29年3月1日に行われるのに伴い、八幡市民談話室の集会室、

    展示室の役割を移動します。

    ★利用者から、7月23日(消防局)と7月29日(文化会館)の2回の説明会では「登録団体」メンバー

     中心であまりにも唐突であると批判があがり、「文化振興課」が「市民活動」の実態を捉えていない

     のがよくわかりました。説明がとても不足しています。

  秋本 

   担当に説明を求めたところ、『談話室を廃止した後、今後4年間は、アクス 本八幡にあるボラン

   ティア・NPO活動センターを移し、その空いたところを子育て支援課等が現状より広げて使いま

   す。狭い部屋での活動に困っていた子育て中の親子に利用してもらいます。談話室は壊すの

   ではなく、新庁舎が出来た時にまた建物の有効活用を考えますということが確認できたので、

   賛成しました。子育て支援に使うためです。しかし、利用者説明会ではこの心太突きのような話は

   出てなかったのです。市民への情報公開が不足しています。 

   私は八幡談話室は行徳方面から来る人と市川、大野方面からくる人が集まるにはとても立地がよ

   く登録団体としてよく利用していましたのでとても思い入れがあり廃止されるのは残念です。新市民

   会館での貸室業務が利用者の視点で運用されるように注視していきます。今後も新庁舎ができる

   まで議会もふくめいろいろな移動があると思いますが、市民(利用者)への情報公開を早く、正しく!

   と望み、今回のようなことがないように指摘しました。

議案第21号 南八幡メンタルサポートセンターが民間業者に運営を引き継ぎ、公の施設としての供用の

          廃止について。
       
  秋本 民営化で、専門性が高まるといわれます。利用者から、精神福祉士が現在、非常勤なので

       安定させて欲しいなどの希望がでています。


議案第22号  市川市デイサービスセンター4箇所を民間業者に運営を引き継ぎ、公の施設としての

          供用の廃止について。

   *香取、南八幡、中山、柏井の各デイサービスセンターが対象です。
   ★現在、運営している社会福祉法人が引き継いで下さるのがいい方向かなと思います。

議案第25号  「北国分駐輪場」の設置について。

    今年度は無料ですが、H29年4月1日から有料になります。

   ★北国分駅周辺に駐輪場を設置するとしていた北総鉄道が断念したため、市が対策することになり

     ました。H28年度放置自転車は420台です。


補正予算の主なポイント

  *補正予算総額は、11億7.596万円

1. 社会保障関係

  ★待機児童対策緊急対応プランの推進・・・7.266万円
   保育園の待機児童対策として私立保育園補助金3590万円
     この内訳は、保育士の確保、保育業務のICT、園内カメラ設置に各園1台
   公立保育園人材派遣委託料1.879万2千円。
     この内訳は、不足している調理員10人分です。

  ★高齢化社会への対応・・・1億9.229万円
     特養その他介護施設整備
     地域介護・福祉空間整備事業補助金1.618万8千円
     この内訳は、スプリンクラー、ロボット、介護アシストスーツ、電動補助カートなど

  秋本 高齢社会を見据え、ロボット等が介護現場に加わり、介護職員の負担が減り離職率が

      下がることを期待します。

2. 公共施設や都市基盤の整備など

    ・北東部スポーツ施設整備・・・2億1.570万円 *地盤の改良が必要になりました。

3. 国、県への償還経費の補正   5.804万円

4. その他
    ・福祉基金積立金・・・個人からの寄付が4.440万円ありました。(市川市の高齢者施策に対し感

     謝するという遺言があり、遺族が手続きされました。市は「黄綬褒章」の対象と伝えましたがご

     辞退されました。

    ・ごみ収集回数の削減に伴う周知等経費

     塵芥収集運搬事業1.570万円、ごみ発生抑制等啓発事業750万円

      秋本 ゴミ収集日の回数が減ることなどに関する説明会を各地で開いていますので、

          対応を宜しくお願いします。

    ・おひさまキッズ送迎バス購入(補助ステップ設置含む)716万円

    ・行徳橋の架け替え工事延期・・・架け替え工事の応札者がいませんでした。設計内容を見直し

     再発注した結果、完成時期が平成32年3月末へと2年延伸されます。


代表質問から 

 「DVの防止について」

子どもたちをDVから守るため取り組みと今後の進め方について問う


@子供達自身への暴力等に関する教育の推進に係る取り組みの現状について伺う

 答弁:学校では暴力の有害性などについて教育活動全体を通して指導している。特に道徳教

   育や人権教育では単に知識の教授に終わらず子供自身が考えたり、話し合ったりする場面

   を意図的に設定し心を育てる教育を重視している。

   今後の進め方として、子ども達が自分を大切にし、他人も大切にする人権感覚を身に付け、

   「DVの将来に向けての防止」だけでなく、「親から子どもへと続いていく負の連鎖の断ち

   切り」や「DVを受けている子どもからの申告推進」をめざす


A学校におけるDVの早期発見に係る取り組みについて伺う

 答弁教師の気付きが重要であると認識し、研修を行っている。学校では放課後に教育相談期

   間を設けるなど子ども達からの相談を受け、管理職などが連携して対応する。子ども達の

   身体の傷など担任から管理職の報告があれば関係機関に通告する体制も整えている。

 秋本 DVの防止については数回、質問していますが今回は「子どもが自分の身を守るため」に

   学校ではどのような教育、指導をしているのかを教育委員会の見解を伺いました。

百条委員会について

「政務活動費等により切手を大量に購入した議員の調査に関する特別委員会」(百条委員会)の委員長報告があり、採決の結果、議会は「全会一致で可決」し、委員会の調査を終了しました。
報告の「まとめ」の部分を記します。
 

    ―記―

「検証を進めた中で、結局のところ、本調査事項に係るアンケートの実施の有無についてはこれを断言できるだけの確証を得ることはできなかった。法100条に定める調査権は罰則を伴う強力な権限であるとされているものの、事実の有無を確信をもって論じるにはかかる権限にもやはり限界があったということを痛感している次第である。

実際に調査がはじまると、小泉氏は全会一致で可決された本委員会の設置そのものに強烈な異議を唱え、さらには、証人尋問で宣誓を拒否する、あるいは、曖昧で説得力に欠ける説明を繰り返すといった、自身がこれまでに主張してきた発言や態度とはかけ離れた言動をとり、本委員会の調査にとても協力的とは思われない様子が多々見受けられたところでもある。

本委員会は1年2ヶ月にわたり粘り強く調査を行ってきた。実際にこの調査により、例えば印刷を実際に行った者はクアンではなく三立工芸であったこと、平成24年10月アンケートは行われていなかったこと、同年12月アンケートに青山氏が参加していなかったこと等、調査前には全くわからなかった事実をはじめ、多くの重要な事実が明らかとなった。

さらに調査を継続すべしと委員からも声があったが調査にも限界が見え始めてきたこと等を考慮し、この時点で最終的な検証を行うとともに市民に対してその報告を行うことが肝要と判断した。小泉氏からなされた説明も委員の疑念を払拭するまでには至らなかったといわざるを得ない。本委員会は調査対象者においても本件アンケートが確実に実施されていたことを説明する場でもあったのであるがこれが積極的になされなかった。

小泉氏は当初クアンで印刷していたといっていたが証人尋問で委員からの厳しい質問が続いた結果、実際には三立工芸に印刷をいらいしており、クアンの領収書は体裁を整えるためのものであったと証言を変えた。
このことに加え、8件のアンケートの実施を直接照明するはがきの現物が最後まで示されなかったこと、あるいは鈴木氏から結局証言を得ることができなかったこともふくめ、調査対象者からアンケートの実施に係る証明が積極的になされなかったことが、本調査をここまで長引かせることになった。これらのことに対する小泉氏らの責任は重い。

市民にとって議員によって使われた政務活動費は常に「はっきり見えるもの」でなければならない。
本委員会は終結するがそれが事実を解明する作業の終結ではなく、今後、事実の解明が何らかの形で進むことがあるとすれば、本委員会の調査の終結はその解明作業を妨げるものでは全くない。

また、必要に応じ、捜査機関、司法機関など関係機関に対し、本調査で得られた情報の提供を行う場合があり得ることも想定されるところである。」 以上です。

可決された調査報告書を受け、議員から小泉史人議員に対する問責決議案が2件、青山博一議員に議員辞職勧告決議案が提出され、全会一致で可決しました。

秋本は百条委員会委員会の委員として1年数ヶ月、活動してきましたが調査の限界を感じました。その気持ちを3件の決議案にこめ、次のように提出しました。小泉議員、青山議員の身の処し方を注視します。

報告「アンケートは本当に実施されたのか」(秋本のり子)は、こちらを参照ください。